デバッガーとテスターの求人一覧【まずはテスターから始めてみましょう】
考えるテスター「デバッガーとテスターは同じ意味合い?デバッガーとテスターの違いが知りたい。デバッガーとテスターの求人はどんなのがあるのか知りたい。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- デバッガーとテスターの求人一覧
- デバッガーとテスターは同じ意味合いなのか?
- デバッガーとテスターの違い一覧
私はIT関係の品質管理部門でマネージャーとして従事しており、品質管理に携わるようになってから約10年ほどになります。
業界の経験が長くなってきましたので、こちらの経験をもとに語っていきますね。
私も最初はデバッグ?テスター?みたいな状態であり、どういう仕事をするのか全くわかっていませんでした。
全くわかっていない状態からはじめて、今はマネージャーにまで上り詰めた経緯も含めてみなさんに伝えられたらと思っています。
デバッガーとテスターの求人一覧
主なデバッガーとテスターの求人に関して見ていきます。
主な求人に関して以下の内容が多いです。
デバッガーの求人一覧
- ゲームデバッガー(テスターとして同じ意味合いの場合が多い)
- 開発者(デバッグも兼ねる)
- エンジニア(デバッグも兼ねる)
テスターの求人一覧
- テストエンジニア(エンジニアリングが可能なテスター)
- テスター(リリース前にテストをする人)
- テスト設計者(どういう観点でテストをすれば品質の基準を満たせるかを設計する人)
- テスト実行者(テスターと同じ意味合い)
デバッグは開発担当者が開発の一環としておこなうこと、テスターはテスト担当者がおこなうことが多いためです。
私も品質業界で約10年程従事しておりますが、デバッグというよりテストをおこなっているという形です。
私自身は厳密にはマネージャーとして従事しておりますので、品質を管理するテスターを管理することをおこなっております。
ただ、そこまで上り詰めるまでの過程で、単なるテスターとしてお仕事をしていた時期もありますし、長年、様々な事例を見てきていますので、その辺を踏まえてお話ししております。
ですので、まずは、
デバッガーやテスターの仕事がどういったことをおこなっているのかを把握し、さらには会社によっても変わってくるため、その求人求人でこのテスター募集はどのような事が出来る人を求めているのか、このデバッガー募集はどのような事が出来る人を求めているのかをしっかり内容を確認し自分とマッチしている求人に応募することが最も大切です。
次の項では、デバッガーとテスターの違いに関して解説しています。
デバッガーとテスターは同じ意味合いなのか?
結論を言うと異なる意味合いになります。
ただ、
わかりにくいためかテスターと同じ意味合いでデバッガーという言葉を使っている場合もあり、デバッガーとテスターが同じ意味合いという感覚で思っている人は少なくありません。
わかりやすい例に例えると、ゲームにおけるテストの事ですね。
例えば、以下のような形で言われる事があります。
ゲームデバッガー
厳密には、ゲームにおける不具合を探し出し、開発者へフィードバックをするお仕事で、デバッグの要素が全くないにも関わらずこの言葉を使っている場合があります。
みなさんも、ゲームデバッガーという言葉はよく聞いたことがあるかもしれません。
私自身も以前、デバッガーのお仕事に応募してみた事があるのですが、いざ行ってみると、内容としてはテスターの内容だったりしました。
ですので、
そのようにそもそもの概念では書いていない場合がありますので、求人に応募する際は、具体的な仕事内容の確認が大切です。
更に次の項では、デバッガーとテスターの違いについて深掘りしていきます。
デバッガーとテスターの違い一覧
デバッガー
- テストで検出された不具合の原因を探し、対象のプログラムを修正する作業までをおこなう人
- 開発担当者がおこなう場合が一般的
ゲームデバッガーなどと呼ばれる場合がありますが、単なるテスターを求める場合もゲームデバッガーと呼ばれる場合があります。
ですので、デバッガーやテスターの求人を探す最は、どういう事をするのか、どういう内容が主な仕事なのか、をしっかり確認しておく必要があります。
テスター
- 一方、テスターとは、ソフトウェアが仕様通りに動作しているか、所定の品質を満たすかどうかを確認する人
- テスト担当者がおこなうのが一般的
ただ、一概には品質を確認する人と言っても大まかには以下のようなわけられます。
- エンジニア自身がおこなうテスト
- 開発環境でおこなうテスト
- 検証環境でおこなうテスト
- 本番環境でおこなうテスト(リリース後)
一般的にテスターとは、検証環境でおこなうテストの場合が多いです。
開発の工程として大まかな流れを書くと下記のようになります。
- コーディング
- コーディング後のテスト(エンジニア)
- 開発環境での単体テスト、結合テスト(エンジニア)
- 検証環境でのテスト(テスター)
- 開発へのフィードバック(テスター)
- バグの改修(エンジニア)
- 再検証(テスター)
- リリース
テストと言えば、一番親やすい言葉としてゲームのテスターですね。
これは、ゲームが世の中に出る(リリース前)に不具合がないかバグが潜んでいないかユーザビリティが適切かどうか、を探し出し開発者にフィードバックをするお仕事です。
世の中のシステムと言われるシステムは必ずテストが必要であり、危険を伴うようなシステムであればあるほど重要度が高くテストをするためには経験値も必要です。 例えば、航空会社の飛行機自動制御装置のテストとか、車の自動運転やブレーキにおけるテストなどです。
ですので、開発者と同じくテスターとしての需要もすごく高く、世の中でなくならない仕事といえましょう。
ゲームにおけるテスターが一番親やすいとは思いますが、世の中には様々なシステムでテストをおこなっているため世の中が上手く回っていると言っても過言ではありません。
テストを全くおこなわずにシステムをリリースしたりすると、場合によっては命の危険を伴う事故に繋がったりもしますからね。
そんなことを考えると、デバッガーやテスターという職種は、
この先世の中からなくならない職種であり、必ず必要とされる職種のため、将来性を考えると、やったことはないが興味があるっていう人は、まずはテスターから始めてみるっていうのも良いでしょう。
テストをする環境
主に以下のような環境/OS/ブラウザなどでのテストに分けられます。
デバイス
- Windows
- Mac
- Android
- iPhone
- Tablet
- iPad
OS
- Windows 10
- Windows 7
- Linax
- iOS 12.0
- AndroidOS 9
ブラウザ
- Google Chrome
- Safari
- FireFox
- Edge
- Internet Explorer
もちろんこれ以外も色々とありますが、主に挙げられる内容としたらこれらがあります。
求人に応募する際に注意すべき点
- テストをするのか、デバッグをするのか
- テスト内容は何なのか、デバッグ内容は何なのか
- どういう人材を求めているのか
- テスト設計が可能な人材を求めているのか、テスト実行のみで良いのか
- テストリーダー経験がある人材が良いのかどうか
- テストマネージメント、テスト分析が可能な人材を求めているのかどうか
これらに着目して求人を探すことをおすすめします。
デバッガーとテスターの求人に関して
実際の求人リストに関してはこちらの記事で挙げておりますので無料登録と応募が可能です。
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